考える力の養い方 Part. 1 – 考え方レベルの判断基準

従業員や部下の方の考える力が弱い!自分は考える力が弱い!などなど、考える力を養いたいシーンは沢山あるかと思います。

弊社では、エンジニアやデザイナーを未経験から採用している為、ベースとなる知識はもちろんのこと、エンジン部分とも言える考える力の養い方に向き合う時間が他の企業より長いと思います。

そこで弊社が取り入れている考える力を養う方法をいくつか紹介します。

考える力とは


まず考える力に対して定義したいと思います。考える力とは、

・取り入れた情報を整理する
・整理した情報をアウトプットする
・整理した情報を改めて取り入れる
・取り入れた情報、整理された情報から応用したアプトプットをする

だと考えます。ここでいうアウトプットは、紙に書いたり、口頭で伝えたり等の行動だと考えます。

現在地点は人それぞれ


人にはそれぞれの人生があり、それに基づく経験があります。なので考える力が、現時点でどの程度なのかを把握して、それぞれのアプローチを考えるべきだと思います。

以下はかなり変わったアプローチかもしれませんが、弊社なりの判断基準です。
対象の人がどのレベルなのかを判断し、次のレベルの課題をこなしていくような流れで行います。つまりレベル2ができていてもレベル1ができていなければ、レベル1から解決していきます。

ちなみにPart2以降で、それぞれの解決法をご紹介します。

レベル1  読書をする習慣がない・経験がない

読書をあまりしない方は、そもそもインプットしている情報が偏りすぎている、または情報が少ないので、考える力のベースになる情報同士の相互関係などの雛形が頭の中にない。

レベル2 文章を書くのが苦手

情報をインプットして記憶しているが、整理ができない。なので文章が書けない。議事録など誰かが話した内容を整形する文章は書けるが、自分の解釈で文章を書くことができない。

レベル3 記憶したこと以外をアウトプットできない

インプットして記憶した情報を整理してアウトプットすることはできるが、存在しない情報を類推することができない。つまり推測ができないので、仕事の中でも将来に発生しうるリスクを想像できない。手順を想像できない。「習っていないので、できません」な状態。俗に言う応用力がない状態。

レベル4 他人の視点で物事を考えられない

レベル3と近いが、自分視点でしか物事を考えられない。他人になりきった状態、つまり他人目線で物事を考えることができない状態。

レベル5 俯瞰ができない

存在しない第三者視点で物事を考えられない状態。複雑な事象を大きな視点で捉える、いわゆる「木を見て森を見ず」という状況。

以上です。だいぶ変わってますよね。
弊社では、この基準で考える力を評価して、それぞれの課題を与えていきます。
あくまで現時点での基準で、どんどんアップデートされていくと思います。

それぞれの解決法は、また改めて記事として紹介させて頂きます。

WEB制作・ITに関するお悩みや
ご質問等お気軽にご相談ください

contact

この記事の著者

株式会社WOWNの代表をしております。もともと酒屋をしていたり、運送会社で働いてましたが、23歳の時にプログラマーに転職しました。8年勤めてその後起業。会社を作ったり売ったりしながら働いていましが、一念発起し改めてこの会社を作りました。ブログでは、技術のことや日常のこと、経営のことを書きます。

コメントする

関連記事