考える力の養い方 Part.3 – ひたすら文章を書く

こちらの記事の続きです。

考える力の養い方 Part. 1 – 考え方レベルの判断基準

今回は、

「レベル2 文章を書くのが苦手」

このレベルの方の解決方法はシンプルで、ひたすら文章を書く練習をするのみです。

会話でのコミュニケーションでは、リアルタイムに相手の話している内容を理解し、整理する必要があります。
理解するところまでは、フェーズ1の文章を読むことで練習しますが、整理することに関しては十分ではありません。

人は情報をインプットしてアウトプットすることで情報を自分のものにします。
反復することで長期記憶するという話ではありません。丸暗記ではなくて、意味も含めて深く理解できるという意味です。

なぜなら、整理してからアウトプットしないと相手に伝わりにくいからです。
伝えることを目的にするのであれば、整理してからアウトプットすることは必須ということですね。
そして、整理することで自分の脳内の正しい置き場所に情報が保存されます。

結果的に情報が自分のものになる、応用することができる状態になるということです。

 

ということで、実際に弊社が行なっている文章を書く練習となる施策を紹介します。

1. 新入社員には、毎日、ブログを書いてもらう

 

こちらは、新入社員さんがどの程度文章を書く能力があるのかを測る作業でもあり、また、どういう学びや気づきがあり、自分がどのように解釈して、今後どのように生かすのかど、その人の思想や思考の癖などがわかります。
また、外部に公開されるブログを書くという事から、ビジネスマナーも磨くことができます。また、読み手の視点に立って文章を書くことでビジネス感を養うことができます。エンジニアの方はこの能力があるのと、無いのとでは成長曲線が大きく変わりますね。

 

2. 朝会の内容をブログに書き起こす

 

こちらは、社員全員を対象としています。弊社では毎朝、朝会を行なっており、その朝会でみんなが話した内容を議事録的に書き、それをブログに書いて公開してもらっています。
話す人も当番制、書く人も当番制、文章をチェックする人も当番制です。

皆が朝会ではなす内容は、整理された内容ではなく、本人も考えながら話しているシーンも多く、シンプルに話している内容を議事録として書き起こすと、文章として支離滅裂になってしまいます。
なので、自分で内容を理解して、整理することが必須となります。

会議などは、あらかじめアジェンダが決まっていたり、司会される方が整理しながら話したりするので、議事録を取るということにおいては、朝会よりも難易度が低いケースが多いという考え方です。

 

ええことばっかり

 

この2つの施策において何が良いかというと、社内の状況を社外の方に知ってもらえるツールになるという事と、毎日ブログの記事が増えていくので、自社ブログのコンテンツがどんどん増えていき、SEO的にも有利になるということです。

社員を成長させながら、自社のドメインも成長させるという裏技のご紹介でした。

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この記事の著者

株式会社WOWNの代表をしております。もともと酒屋をしていたり、運送会社で働いてましたが、23歳の時にプログラマーに転職しました。8年勤めてその後起業。会社を作ったり売ったりしながら働いていましが、一念発起し改めてこの会社を作りました。ブログでは、技術のことや日常のこと、経営のことを書きます。

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