LPとは

LPには広義のLPと狭義のLPがあります。

広義のLP

検索エンジンや広告などのクリックから訪れた人が一番初めにアクセスするページのことを言います。

狭義のLP

訪れた人にクリック、購入してもらうなどのアクション(CV:コンバージョン)を誘導するために特化した縦長のレイアウトページのことを指します。よくみかけるものでは健康食品、化粧品などの通販ページなどがあります。
訪問者が一番最初に目に入るページなので、デザインや仕様はそのサイト自体に興味を持ってもらうためにとても重要です。


今回はより一般的に用いられる狭義のLPについて解説します。

MacBook Pro on table beside white iMac and Magic Mouse

制作するメリット

主な役割

LPを制作する主な役割は訪問者に購入、会員登録、広告クリック、資料請求、問い合わせなどの目的の行動(コンバージョン)を獲得することです。
制作することで、ページの訪問者からコンバージョンを得て自社の利益につなげていくページにすることができます。

LPの強み

LPを利用する強みは大きく分けて三つあります。

・ページ内のリンクが少なく、訪問者が離脱するリスクを最小限にできます。

・訪問者が知りたい情報のみを1ページに集約することができ、不要な情報や複雑な情報ではなく必要な情報を集約することで他のページに離脱させづらくしています。

・理想的な順番で訪問者に情報を伝えることができます。

 

優秀な営業プランの流れをLPに用いることでそのLP内だけでユーザーに検討から購入までを達成してもらいやすくなります。

制作の流れ

LP制作は以下の5つの手順で行います。

・流入元の想定
・リサーチ、分析
・参考サイトを探す
・ワイヤーフレームを制作
・コーディングを実装

流入元の想定

LPに訪れるでくる人はSNSからなのか、リスティング広告からなのか、利用デバイスがスマホなのかある程度想定をします。そこで潜在層と顕在層の2つに分けて想定します。
その後、訪問するユーザーのモチベーションによって押し出す内容を変える必要があります。

顕在層ではリスティング広告などから流入する場合、ユーザー自ら検索しているのですでに興味を持っている場合が多いです。
これらの層を切り分けて構成を組んでいくことが必要です。

潜在層はSNSやアフィリエイト、ディスプレイ広告から流入する層のことで、何となくでクリックして訪問するのでまだ興味関心が薄い状態です。

顕在層を想定している場合はすぐにコンバージョンに繋がるページにする必要があり、潜在層からの流入をメインにする場合は、すぐに購入を促すよりも購入のメリットを営業して興味関心を高めるものにする必要があります。

 

リサーチ、分析

3C(市場や顧客、競合、自社)分析をします。
市場や顧客を分析する際には何を求めているのか、そこでの不満はないかなどを調査しましょう。
競合調査では料金、強み、弱み、などを調査して自社と比較してどうなのかを調べます。
自社分析は市場や競合を調べていくうちに見えて来る強みや差別化できているポイントを見つけ自社が出来ることは何なのかを調査します。

これらのリサーチはレイアウトやキャッチコピーにも大きく影響しますので、入念に分析、整理してコンバージョン率の高いLPにしましょう。

 

参考サイトを探す

自らが作りたいLPサイトに近く、デザインや構成の参考にしやすいサイトを探します。
色合いや文字のフォントでサイトのイメージは大きく変わるので、業界関係なく良いものをピックアップしていきましょう。

 

ワイヤーフレーム制作

ワイヤーフレームとはページのおおまかな設計図になるものです。
ランディングページはいくつかのコンテンツの集まりで構成されています。テキスト、写真、イラストなどを組み合わせて効果的にユーザーに利用価値やメリットを伝えるため設計図はとても大切です。

 

制作手順は

・リサーチでまとめた情報を書き出す
どのような利点をどのように訴求するのかを列挙します。

・ユーザーが不安になるポイントを洗い出す
ランディングページの性質上、来訪ユーザーの気持ちを想定して情報を並べます。
不安を解消するポイントを設定することで最後まで離脱せずにみてもらいやすくなります。

・組み立ててみる
整理したポイントをどの順番で伝えていけば興味を抱いてもらえるのか、不安を解消させられるかを考慮して組み立ていきます。

・実際にレイアウトする
視覚的に自らのコンテンツのレイアウトを見て具体的なイメージを掴みます。よりわかりやすいページになるように修正していきましょう。

 

一つのページで情報が完結するメリットを意識しすぎるあまり、情報が混雑してしまい伝わりずらくなり離脱させてしまわないことにも配慮が大切です。

コーディングの実装

コーディングを始めたら、スマホでしっかりと表示されているか、PCではそれぞれの画面幅・ブラウザで表示されているかを確認して成功していれば完成になります。

最後に

LP制作は初め難しく感じますが、完成すれば自社のサービスや商品を購入してもらうためにとてもよいコンテンツになります。
素敵なLPを作り、自社の利益や認知を高めていきましょう!

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