ゲームを楽しめない自分
僕、20歳くらいで自分で起業することを決めてから、ゲームをしている時間を100%楽しめなかったんです。
なぜかというと、
ゲームをしている時間に、
「あれ?僕何やってんだろ?他にやることあるよね?」
と我に返ってしまうんです。
実はこの5年くらいでどハマりしてしまったゲームがありまして、その名も
「スカイリム」
そう。オープンワールドの最高傑作と謳われた?あのゲームです。
簡単にいうと、メインのストーリーはあるけど、何をやっても自分の自由。という感じのゲームなんですね。
そのゲームをやりながら、ファンタジーな世界でもう一人の自分を操作して遊ぶ、まさにメタバースな感じのゲームなのですが、一生懸命武器をアップデートしたりしているときに「あれ?僕なんで武器を一生懸命アップデートしてんの?」って疑問を抱いちゃうんです。
まぁ、マトモな思考といえばマトモなんですが、楽しんでいる状況で我に変えるのは少し悲しいですよね。
特効薬発見
そこからしばらく、どのゲームをやってもすぐに飽きちゃってたのですが、最近、少しハマっているゲームがあり、1日1時間くらいはゲームに費やしていると思います。
その中で、僕何やってるんだ病に対する特効薬が出てきました。
はい。やっと本題です。
そう、ゲームを通じて自分の悪い癖を治すというアプローチを取り入れることで、ポジティブにゲームに勤しめるのです。
ちなみに今ハマっているゲームは「Ark」といって、メインストーリーも何もない、恐竜がいる島に放りだされてサバイバルするゲームです。
ある日、ゲームをしていると、ワンパターンに頑張ろうとしている自分に気づいてしまったんです。
ちょっとゲームの中身の話になって恐縮なんですが、そのゲームは色々な恐竜がいて、油断するとすぐ殺されちゃうんです。
だって、こっちは生身の人間ですから。
で、殺されないように一生懸命リスクヘッジするんですが、そのリスクヘッジのやり方に自分の性格が出るなーと感じ始めました。
つまり、ゲームの中での努力?の方向性も実生活と同じようにパターン化してしまっていて、ものすごく効率が悪くなってしまってるんです。
決め事
具体的な例を挙げるとゲームの内容の話になりそうなので辞めますが、僕はそのゲームをする上でワンパターンにならないように、いくつか決め事をしています。この決め事は、僕の苦手を克服するための鍵になっています。
決め事は以下です。
- 答えを見る僕は子供の頃から答えを見るのが嫌いで、ゲームの攻略本とか絶対に見たくない性格でした。自分で発見したいからです。
でもそのせいで発生する弊害もたくさんあります(恩恵もありますが)。そもそも世の中に溢れる情報は、先人の方が気づいてきたものであり、その情報の上に情報を構築しないと非効率です。なので答えを見る練習をしています。 - 予習して戦略を立てる僕は子供の頃から予習復習なんてしたことないです。宿題を出した数は、おそらく二桁の前半です。最低のクソガキですね。そんな僕には予習する癖なんてないのですが、ゲームをしていない時間にどのようにゲームを進めるか戦略を立てて、ネットで戦略のキーになる情報を調べたりして進めます。これは、体系的なマーケティングをおこなうスキルに生きると思っています。
- 道具の本質を見極めるゲームに色々な道具があるのですが、道具が多すぎて使い道がいまいちわからないのですが、なぜその道具があるのかを強く意識してメタ認知を蓄えます。これは、一つの情報を多角的に分析して応用する知識をあらかじめ自分の引き出しに入れておく癖をつけるのに役立つと思います。
- リスクヘッジをした上で自分が取らない行動をとるせっかくファンタジーの世界にいるのに、チャレンジしないなんて意味がない。リスクヘッジのしすぎで余白のないプレイをしていても自分の脳に新しい回路を構築できないので、「いつもの自分ならどうするか」を考え、逆のことをして新しい自分を発見するようにしています。
以上が決め事です。
まとめ
その効果が出ているかどうかは不明ですが、ゲームという命や資産が奪われることのない安全なサンドボックスで、慣れきった日常性格では取らない行動をとる、という意味では有意義だと考えています。
と、ゲームをする時間を肯定する駄文でした。でも本当に有効だとも思ってます(笑
みなさんも試してください。
ゲーム好きの人には怒られそうな内容ですね。ごめんなさい。
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